
診療報酬が上がるらしいよ
職場でそんな話を聞いたとき、
多くの看護師が思うのは、きっと同じです。

私たちの給料は上がるの?
それが一番気になるところではないでしょうか。
ニュースでは
「医療従事者の賃上げ」
「年3.5%のベースアップ」
と前向きな言葉が並びます。
でも、現場で働いていると
「そんな単純じゃないよね…」
と感じるのも正直なところ。
この記事では、
診療報酬改定と看護師の給料の関係を
期待しすぎず、でも悲観しすぎず
現場目線で整理します。
※この記事は「2026年診療報酬シリーズ」の一部です
診療報酬のプラス改定は、
病院の経営、看護師の給料、私たちの働き方にどう影響するのか。
▶ 診療報酬シリーズまとめページはこちら
(3記事を順番に読める一覧ページです)
診療報酬が上がれば給料も上がる?結論から言うと…

結論から言うと、
👉 「必ずしも上がるわけではありません」
診療報酬で増えたお金は、
- 人件費
- 老朽化した設備の更新
- 医療機器の修理
- 光熱費・食費
- 借入金の返済
など、病院全体の維持に使われます。
特に赤字病院では、
まず“経営を立て直すためのお金”
として使われるケースが多いのが現実です。
厚労省が言う「賃上げ」とは何か

今回の改定では、
- 看護師・リハ職など:年3.5%
- 看護補助者・事務職:年5.7%
のベースアップを想定しています。
ただしこれは
❌ 義務
⭕ あくまで「想定」
病院ごとに、
- 経営状況
- 人件費の割合
- 給与体系
が違うため、実際の上がり方には差が出ます。
現場で起こりやすい3つのパターン

① 基本給は据え置き、手当で調整
- 処遇改善手当
- 一時金
- 賞与で微調整
「上がった気はするけど、生活は変わらない」
という声が出やすい形です。
② 若手・補助者優先
- 新人
- 看護補助者
を優先し、中堅以上は変わらないケース。
③ 病院はきれいに、働き方はそのまま
- 機器更新
- 建物修繕
でも
業務量や人手不足は改善されない、という現実。
それでもプラス改定に意味がある理由

とはいえ、今回の改定には意味があります。
- 医療機関の倒産リスク低下
- 極端な人員削減を防ぐ
- 医療の継続性が守られる
「何も変わらない」よりは、確実に前進です。
看護師として、どう考えればいい?

診療報酬改定を
「給料が上がる!」
と期待しすぎると、がっかりします。
でも、
- 病院の経営を知る
- 給与の仕組みを理解する
- 自分で選択肢(転職・副業・資産形成)を持つ
ことで、振り回されなくなります。
まとめ

- 診療報酬アップ=必ずしも給料アップではない
- 病院ごとの差は大きい
- でも医療現場が守られる意味は大きい
- だからこそ「自分の生活は自分で守る」視点が大切

看護師が疲弊しきる前に、
制度だけに期待しすぎず、
自分の生活を守る視点も持っていきましょう。
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