「オルカンが良いって聞くけど、実際どんな商品なの?」
「買ったらすぐマイナスになって不安…」
「売ったほうがいいのか判断できない」
そんな悩みを持つ看護師さん向けに、この記事では
- オルカンとは何か
- なぜ初心者に最適なのか
- 一時的にマイナスでも売ってはいけない理由
- 私自身が暴落で震えたリアル体験談
を分かりやすく解説します。
この記事を読み終えるころには、
「安心して積立を続けられる心の土台」 が手に入ります。
1. オルカンとは?【一言でいうと“世界まるごとパック”】
結論から言うと、
オルカン=「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の愛称 です。
投資家の間では長くて呼びづらいため、
「オール・カントリー」→「オルカン」と呼ばれています。
■ これ1本で“世界中の株式”に投資できる
オルカンを買うと、こんなセットを全部まとめて買うのと同じ意味です。
- 投資国: 約47か国
- 投資銘柄: 約2,650社(Apple、Microsoft、Amazon、トヨタなど)
- 複数通貨に分散:ドル・ユーロ・円ほか

自分で2,650社の株を買い集めるのは不可能。
でもオルカンなら 100円から世界の企業のオーナーになれる のです。
2. なぜ初心者は「とりあえずオルカン」でOKなのか?
① 究極の分散投資ができる
特定の国だけに集中すると、その国が不調のときに暴落のダメージが大きくなります。
でもオルカンなら、
世界中の企業に分散 されるため、どこかの国が不調でも他の国がカバーしてくれます。
② コストが激安(業界最安水準)
投資信託は保有中に「信託報酬」という手数料がかかります。
- 銀行販売の投信:年1〜2%
- オルカン:年0.05775%(税込)
この差は長期で積み上がるほど“とんでもない差”になります。
③ 時代に合わせて“勝手に中身を入れ替えてくれる”
今はアメリカが世界経済の中心なので、
オルカンの構成も 約60%が米国株。
将来、インドなど別の国が台頭すれば、
プロが自動で比率を調整してくれます。
3. 【よくある疑問】オルカンとS&P500どっちがいいの?
結論は簡単。
・悩みたくない → オルカン
・アメリカ最強を信じる → S&P500
中身の違い
- S&P500:アメリカの最強企業500社(アメリカ代表)
- オルカン:世界約2,650社(世界選抜チーム)
実はオルカンの約6割はアメリカ企業なので、
オルカンを買っても“自然とアメリカの恩恵”は受けられます。
どっちが安心?
- S&P500の弱点: アメリカがダメになると一緒に沈む
- オルカンの強み: 次の覇権国(インド等)へ自動で乗り換えてくれる
国を選ぶ必要がないので、
初心者はオルカンのほうが安心 です。
4. 「マイナスになった…」そんなときに知ってほしいこと
オルカンは優れた商品ですが、
短期では普通にマイナスになります。
株価は毎日動き、
円高・円安の影響も受けるため、
数ヶ月で−20〜−30%になることもあります。
しかし…
長期で見ると世界経済は右肩上がり。
暴落はすべて回復している。
焦って売ってしまうのが、一番やってはいけないことです。
5. オルカンのデメリットと、私が実際に経験した“恐怖”
メリットばかり語られることが多いオルカンですが、
デメリットを理解しておくと“心の耐性”がつきます。
オルカンの主なデメリット
① 短期では激しく下落する
世界株は「上昇はゆっくり・下落は一気」の特徴があります。
② 為替でさらに上下が激しく見える
株価が下がり、円高になると“二重で下落”します。
③ 回復までの時間は誰にも読めない
数ヶ月で戻ることもあれば、数年かかることもあります。
【私の実体験】コロナショックで“震える手でスマホを見るだけだった日々”
オルカンを買い始めたころ、
私はすぐに含み益が出て、「もっと買おう」と欲が出ました。
つみたてNISAだけでは足りず、特定口座でもスポット買い。
──そして突然のコロナショック。
- 株安
- 円高
このダブルパンチで、オルカンは真っ赤に。
当時の私は今ほど知識がなく、
ただただ 震える手でスマホの株価を眺めるだけ。
- 売るべき?
- 持っていて大丈夫?
- 本当に戻るの?
- 売ったあとに上がったらどうしよう…
頭の中は不安でいっぱいでした。
スポット買いした分は完全に塩漬け状態。
「売りたくても売れない」ことが、さらに恐怖を強めました。
毎日、朝昼晩とスマホで基準価額をチェックし、
完全に“相場の奴隷”になっていた時期です。
結果として、世界はすぐに力強く回復し、
今は「売らなくてよかった」と心から思います。
でも本音を言うと…

売らなかったのではなく、恐怖で売れませんでした。
この経験のおかげで、
「オルカンは短期で触ってはいけない」
という教訓を深く学びました。
6. オルカンはNISAと相性最強
✔ 利益が非課税(まるごと自分のもの)
✔ 無期限でずっと保有できる
✔ 金融庁が認めた優良ファンド
積立スタート時からNISAで買うのが最強です。
7. まとめ|オルカンは“買ったら忘れる”くらいがちょうどいい
オルカンは
- 世界2,650社に1本で投資
- コスト最安
- 分散性最強
- 暴落しても回復力が高い
という、長期投資の理想形。
短期の含み損は誰でも経験します。
でも、そこで売らないことが未来のあなたを助ける行動です。
忙しい看護師にこそ、
「ほったらかしでOK」のオルカンは最適です。

買ったら忘れる。
気づいたら増えていた。
それくらいの距離感で続けるのが、資産形成を成功させるコツです。
あなたの未来に、オルカンの成長が優しく寄り添ってくれますように。

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